11月
27
2017

乳がん検診でおっぱいが小さくてした複雑な思い

子供のころ、伯母が母親に、乳がん検診に行った時のことを話していたのをたまたま聞いてしまったことがあります。当時は触診だけだったのですが、医者が伯母のおっぱいを見るなり「あー、このおっぱいじゃ乳がんにならないよ。」と言ったそうです。

伯母は「いくらおっぱいが小さいからって!」と怒っていました。子供の頭にその伯母の話がスッと入り込んでしまい、それ以降、おっぱいが小さい=乳がんにならない、という公式が私の中に生まれました。

私は伯母似なのかおっぱいが大きくならず、なので大人になってから一度も乳がん検診に行ったことがなかったのですが、数年前、横浜市から無料乳がん検診のクーポンが届きました。横浜市ではある一定の年齢に達した女性に、数年おきに乳がん検診のクーポンを配布しているそうです。

せっかくだし、行ってみよう、と思い、市内でも最新の検査施設を選び、触診とマンモグラフィーの予約を入れました。初めての乳がん検診なのでドキドキしながら名前を呼ばれるのを待っていると、まず、触診を行なっている部屋に呼ばれました。若い男性医師が待っていて、「横になって下さい。そして腕を上に上げて下さい。」と言ったのでそうしたのですが、指示通り腕を上に上げるとおっぱいが本当にぺったんこになってしまい、医者の前でもものすごく恥ずかしかったです。

なんとなく、こんなおっぱいなんて触っても面白くないだろうな、と思ってしまいました。その後しばらくしてからマンモグラフィー検査を行なっている部屋に呼ばれました。友人たちが「マンモは痛い。」とよく言っていましたが、挟まれて痛い、の前に、自分のおっぱいは機械が挟めるほどあるのだろうか、という点で悩みました。

機械を操作する人は女性で聞きやすかったのでそのことを尋ねてみると、明るく「大丈夫ですよ、男性の胸だって挟めるんですから。」と答えてくれました。私の気持ちを軽くしようと思って言ってくれたのはわかりますが、男性の胸を例えに挙げられて、可笑しかったのと同時にかなりショックでした。

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